●JDOOM(右上&左下)
Windows用DOOMエンジンの中でも抜群の完成度だと思われパート2。『ZDOOM』同様『ポリゴン』による3D表示をしていますが、こちらはDirectX8&OpenGLベースです。描画面では『ZDOOM』を超える表現力をもちますが、ネットワーク対戦、エピソード/マップセレクト等の操作性が今一。
キャラクタ、オブジェクトは『ZDOOM』同様、ビルボード表現ですが、テクスチャフィルタリング(線形補完)がかかります。こんな感じ↓。
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JDOOM
ビルボード版 |
ここが『JDOOM』の公式サイトです。『JDOOM』の本体は、JDOOM.EXEなのですが、WADファイルを一旦GLBSP.EXEという実行ファイルを使って別途データを作成する必要があります。が、一々そういった事をするのは面倒なので、KICKS.EXEというランチャーが用意されています。あぁ、面倒くさい。
てなわけで、ここらへんの一切合切を一気にインストールしてくれるファイルが用意されています。
公式ページの右上にある[Download]をクリック、下〜の方に『jDoom 1.14.5』というのがあると思います。『Old
stuff』グループ内にありますが、気にしないでいいです(2003年5月1日現在)。れっつだうんろーど。
★インストール&起動方法
@jdoom1145.exeを実行します。インストーラーですので、任意のフォルダを指定してインストールしちゃってください。
Aデスクトップに『Doomsday KickStart』ショートカット(KICKS.EXEへのリンク)が生成されます。
Bインストールしたフォルダ\DATA\JDOOMフォルダにWADファイルを置きます。
C『Doomsday KickStart』を実行して、[Profiels]タブの[Game]欄を[jDoom]にします。
D左側のリストボックスに[Shareware DOOM][DOOM][DOOMU][FinalDOOM:Plutonia][FinalDOOM:TNT
- Evilution]と表示されると思います。
それぞれを左クリックでアクティブにすると右下の[WAD
Files]欄にデフォルトのWADファイル名が表示されるので、その横にあるチェックボックスにチェックが付いている事を確認してください。
E[Other]タブで[Check if glBSP needs to be run]にチェックを入れます。
F[Graphics]タブで解像度や、3DAPI、動作オプション等の設定をします。
G一通りの設定が終わったら、右下の[Play]ボタンを押して、ゲームを開始します。各種設定は終了した時の状態が保持されます。
★2004年12月31日現在、最新の『Doomsday KickStart』は1.8.4です。
とりあえずこのヴァージョンで動作するようにしてみましょう。
まず必要なファイルをダウンロード。ここの右上にある[Download]をクリック。
@deng-inst-1.8.4.exe:Doomsday\Release\Version1.8.4(Windows)をクリック
Aglbsp_win_210c.zip:Doomsday\Mpas\glBSP→ここにジャンプしますんで左上のボタンの[DOWNLOAD]をクリック→Binary
Package\glbsp_win_210c.zipをクリック。
Bjdoom-resource-pack-1.01.zip:jDoom\Models\jDoom Resource Packをクリック。
インストール方法。
@deng-inst-1.8.4.exeを実行。インストーラーなんでそのままGO。
※インストーラー最後のメニューで、WADファイルの指定をします。インストールした後のメニューでこれを指定する方法が見つかりませんでした。気をつけて。
Aglbsp_win_210c.zip、jdoom-resource-pack-1.01.zipを解凍。できたファイルは@でインストールしたフォルダへコピー。
基本はこれでOK。
あとは実行すればよし。各WADファイルの最初の実行時に色々と聞いてきますが基本的にハイハイいっとけばよし。
★バグ
tnt.wadにはバグがあります。レベル31がクリアできません。どんなバグか詳細は『FINAL
DOOM』参照。
修正方法。
@こちらをダウンロード。解凍してできる『tnt31.wad』を任意の場所にコピー。その際のフォルダ名はインストールフォルダと同じ制限を受けるので注意。tnt.wadと同じ場所に置いておくのがよいと思われ。
A『Doomsday KickStart』を起動して、以下の部分を設定してください。
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Final
DOOM TNT - Evolutionを選択
TNT.wadにチェックボックスにチェックを入れる
TNT31.WADを加えて、チェックを入れる |
Custom
Optionsに-WARP 31と入力
難易度調整する場合、-SKILL *(1〜5)
※数値の大きいほうが難しい
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★追加機能★
『JDOOM』の追加機能として、キャラクタ、オブジェクト等の完全な3D化が可能になりました。
公式ページの右側にある[Resources]→[3D Models]→[Models for
jDoom]をクリック、表示されたページの[jDoom Model Pack]をダウンロードします。jdoom_mpack.exe。インストール形式ファイルなので、実行して『JDOOM』をインストールした場所と同じ場所を指定してください。
後は今までどおり『Doomsday KickStart』を実行してください。↓こんな感じになります。
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JDOOM
モデル版 |
jdoom_mpack.exeをインストールすると以後デフォルトでこの完全3Dモードで実行されます。もし、従来のビルボード版でやりたい場合は、『Doomsday
KickStart』を実行して、[Game]タブの[Custom Options]欄に-nomd2と入力してから[Play]ボタンを押してください。
1.8.4の場合、[Add-On]のタブに「jDoom Resource Pack[jDRP]」というチェックボックスがあるはずです。それをチェックするとこの3Dモデル版jDoomになります。
『JDOOM』の追加機能パート2。通常、テクスチャはWADファイルに格納されている従来の画像を利用していますが、オリジナルDOOMエンジンの仕様に従っている為、解像度が128pixel、64pixelといった低いものになってしまいます。が、『JDOOM』では、これに置き換わる形の高解像度テクスチャを利用する事が可能になりました。
高解像度テクスチャが置いてあるのはここ。下の方にある『2003-01-26: All textures are remade! (690 files) (180 MB)』と『2003-04-03: 28 updated textures for download (6 MB)
』がそれです。20030126_doom2.zip&20030403_doom2_update01.zip。
『JDOOM』をインストールしたフォルダ\DATA\JDOOMフォルダにtexturesフォルダを作成して、解凍してできたファイルを、そこに全部コピーします。これだけ。ぜひお試しください。
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